おせちの盛りつけ

お皿への
盛りつけ方

お重がなければ、手持ちの器を工夫して使ってみましょう。
和皿や洋皿を取り混ぜたり、おちょこや小さなワイングラスを利用するなど、
自由にコーディネートを考えるのも楽しいものです。

白や黒のシンプルな器は、料理の彩りが際立ちますし、
あらたまった雰囲気も出るのでおすすめです。
シンプルな大皿に盛り付け、葉蘭、南天の葉、松葉など、
縁起の良い飾り葉を添えるだけでも、彩りが良くなり、お正月らしい雰囲気が出ます。

  • カジュアルなワンプレート盛り

    カジュアルなワンプレート盛り

    同じ料理でも、器が違うだけで、雰囲気ががらりと変わります。

    皿盛りのポイントは、まず最初に中心を決め、
    そこから放射状に末広がりに盛ると見栄えがよくなります。

    また、同じ色を隣りあわせにしない、えびは目立つところにおく、
    煮物はひとまとめに置くなどを考えながら盛りつけます。

    かまぼこは紅白を切って市松に組み替えると、アクセントになります。

    高さを出して、立体的で華やかな盛りつけに仕上げましょう。

  • 1人分を盛る

    1人分を盛る

    好きなおせち食材をお好みの量だけ、1人分ずつお皿に盛りつけても良いです。

    お皿の中で三角形を描き、その各頂点に料理を盛ります。

    盛るお皿に三角形を描いてみると、盛りつけの構図が決めやすくなります。

    適量を彩りよく盛りつけましょう。

  • 別盛り

    別盛り

    祝い肴はおちょこや小鉢などの小さな器に入れ、別盛りにしても良いです。

    別盛りにすると見た目に特別感が演出できるうえ、汁気がほかの食材に
    移ることもありません。

また、赤や白、緑色のランチョンマットがあれば、
お正月らしい雰囲気をだすことができるので便利です。
時間があれば、和紙や布で、お正月用ランチョンマットをつくるのも良いですね。

行事感が薄れているといわれる現代ですが、日本人にとって、お正月は特別なものです。
昔からのならわしを上手に取り入れながら、
自分流にアレンジして、一年のはじまりを華やかに祝いましょう。