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食材まめ知識

きのこ類

椎茸

名前の
由来

椎茸は季節にあまり関係なく発生することから「四季茸」と言われることもあり、この言葉が訛って「しいたけ」になったという説もありますが、一般的には椎の朽木に発生していたことから「椎茸」の名前がついたとされています。
しかし現在では、椎茸栽培に用いられる樹木はクヌギやナラが主体で、椎の木は殆ど使われません。これは椎の木に比べ品質の良い椎茸が多く採れるためです。

種類

乾し椎茸は傘の肉が厚く全体が丸みを帯びている「冬姑(どんこ)」と、傘の肉が薄く扁平な形をしている「香信(こうしん)」に分けられます。
また冬姑と香信の中間のものを「香姑(こうこ)」と呼ぶこともあります。これらはすべて同じ種類の椎茸で傘の開き加減だけの違いです。

栄養

椎茸はビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、アルカリ性の健康食品として知られています。
また椎茸にはエリタデニンが多く含まれ、血圧や血中のコレステロールを下げ、高血圧や動脈硬化の予防や改善に有効です。
その他レンチナンという抗ガン作用のある成分が含まれ、またエルゴステロールという成分は、紫外線にあたるとビタミンDに変化し、カルシウムの吸収を助ける作用があり、骨や歯を丈夫にします。

エリンギ

知識

ヨーロッパや中央アジア、北アフリカ等が原産のきのこで、カオリヒラタケとも呼ばれ、イタリア料理・フランス料理等に幅広く使われています。
エリンギが販売される状態まで成長する為には、菌を植え付けておよそ50日かかります。

栄養

エリンギは他のきのこ同様、ローカロリーです。
また他のきのこに比べビタミンB1・食物繊維が多く、カルシウムも多く含まれていますので、育ち盛りのお子様やご高齢者にも最適な食材であり、肝障害の予防や体重増加抑制などの効果がある事が報告されています。
また、ガンの抑制効果があるβ‐グルカンをたくさん含んでいます。

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