先輩の声INTERVIEW
品質保証部 品質保証課/ 2016年入社
北山 瑞穂KITAYAMA MIZUHO
農学部 卒業
勉強にもなり、
うれしくもあるお客様の声。
品質保証部には大きく分けて、分析・細菌検査と、書類作成・お客様相談室の2つの業務内容があります。最初に担当したのは、書類作成・お客様相談室です。
書類作成では、商品に使われている原材料の成分や配合比、栄養値などがわかる食品表示の作成を行います。食品表示法や食品衛生法などが関わってくるので、まず法律の勉強から始めました。勉強して覚えることがたくさんありましたね。
一方、お客様相談室で一番多かったのは、どこで商品を購入できるかというお問い合わせです。いただいて食べたらおいしかったから、自分でも買いたいと思われるお客様が多かったです。それだけ、カネハツの商品が求められているということなので、うれしかったですね。厳しい意見ももちろんあります。でも、そこには私たちカネハツに対する期待感への表れであるとも思いますので、真摯に受け止めていかなくてはと思っています。こういったお客様の声を直接聞けるのはうれしいことであり、勉強にもなります。
いろいろな形の細菌があって、
おもしろい。
私は現在、分析・細菌検査を担当しています。ここでは、塩分や水分など一般的な成分分析や、細菌の検査を行っています。書類作成やお客様相談室の応対とは全く違う作業になるので、方向転換が大変でした。衛生面は特に気を遣います。自分の手にも細菌はいるので。手やほかのものから二次汚染をさせてしまうと、正しい結果が得られなくなるので、何かするたびに消毒をしています。
細菌検査では、微生物を培地に培養して菌を、コロニーと呼ばれる目に見える形にして検査します。いろいろな形や色があって、おもしろいですよ(笑)。このコロニーの形や色をぱっと見ただけで、ある程度菌の種類がわかるらしいんですけど、担当になってまだ間もないので、10種類くらいある細菌を見分けるには、まだまだこれからです。それでも、大腸菌など簡単なものはわかるようになりました。作業しながら学ぶことばかりですけど、それもまた楽しいです。
正確な検査で
商品の品質を守る。
各商品には基準値というものがあります。商品の安定した品質を守るために、商品開発の段階から試作や現場試験をとおしてこの基準で管理しようと決めた値が、基準値です。作られた商品が、きちんと基準値に沿っているのか。商品が世に送り出される前の最終的なチェックをこの品質保証部で行っています。
検査では、味や匂い、食感に問題がないか、実際に食べて確認する検食も行います。検食は基本2人以上で行い、2人以上がOKを出せば合格になります。毎日食べていると、「今日は色が濃い、味が濃い」などの違いが、感覚的にわかるようになります。実際に機械で測定してみると、塩分が高かったりします。人の五感って、すごいなって思いますね。
食品の取り扱いにおいて最も大切なことは、「お客様に安心してお召し上がりいただける商品をお届けすること」です。そのためには、検査を正確にきちんと行うことが、何よりも求められることです。自分の知識力をもっと上げていかないといけないなって思います。品質保証部は、商品の品質を守る最後の砦ですからね。
SCHEDULE
北山さんの1日のスケジュール
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出社
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検食の準備、検食
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今日検査する検体の把握、準備
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細菌検査
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1日の検査結果のまとめ、報告
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後片付け
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退社
INTERVIEW
先輩の声
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2004年入社
関 飛鳥
SEKI ASUKA
製造
佃煮煮豆製造部 製造課
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2013年入社
小出 理実華
KOIDE RIMIKA
製造
佃煮煮豆製造部 包装課
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2010年入社
土屋 摩純
TSUCHIYA MASUMI
開発
商品開発部 商品開発課
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2016年入社
北山 瑞穂
KITAYAMA MIZUHO
品証保証
品質保証部 品質保証課
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2016年入社
佐藤 元紀
SATO MOTOKI
購買
購買部 購買課
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2008年入社
谷口 浩史
TANIGUCHI HIROSHI
営業
中日本営業部 直販営業課
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2019年入社
曽根 桃子
SONE MOMOKO
営業
中日本営業部 直販営業課
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2013年入社
嶋 千恵美
SHIMA CHIEMI
企画
商品開発部 商品開発課
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2019年入社
藤田 麻里衣
FUJITA MARIE
総務
経営管理部 総務人事課